Riihimaen Lasi Grapponia シュガーボウル (黄色)
Riihimaen Lasi Grapponia シュガーボウル (黄色)
フィンランドのリーヒマエン・ラシで、Nanny Still(ナニー・スティル)がデザインしたGrapponia(グラッポニア)シリーズです。表面に付けられた大小のドットで模様を描いて、光を受けるとドットの部分で複雑に反射し、キラキラと美しく輝きます。明るいネオンカラーの黄色です。 グラッポニアのシリーズには様々なアイテムがあり、こちらは小さなサイズのボウルです。シュガーボウル、アイスクリーム、おつまみのナッツ、箸休めの和え物などにお使いいただけます。製造時の気泡はありますが、あまり使用感の無い、良いコンディションです。
ナニー・スティルは1949年生まれ、フィンランドの作家の中でも色彩豊かな作品を作ることで知られ、彼女の作品はガラスにとどまらす、陶器、金属、木製品まで才能を発揮しました。1950年代の終わりにはベルギーに移住し、ベルギー、ドイツのメーカーにデザインを提供しています。
Riihimaen Lasi Oy 1910-1990
Riihimaenは1910年にAatu Paavo Kolehmaisenによって、フィンランドに設立されたガラスメーカーです。設立後、数年のうちには大変知られたメーカーとなり、国内外の数々の賞を受けるほどまで成長。やがてアートグラス以外にも工業用ガラス、家庭用ガラスの生産も手がけます。1920年代から1960年代の間には他社を吸収合併し、技術革新や才能あるデザイナーにも恵まれ、フィンランド最大のガラスメーカーとなりました。
ところが、1970年代に海外から安価な製品が多く輸入され、1960年代から日常使い用ガラスの生産に重点を置いていたRiihimaenは市場に打撃を受けます。更にオイルショックが重なり、ついに1976年にアートグラスの製造を終えることにしました。Riihimaenの経営陣が親族主体であり、Iittalaを代表する他のメーカーが、プロフェッショナルな経営陣により、Kaj FranckやTapio Wirkkalaなどを擁し、アート性で差別化を図ることに活路を見出したのに対して、遅れを取ったこの経営判断の結果、ついに1990年に製造を終了しました。
商品情報
メーカー名 | Riihimaen Lasi (リーヒマエン ラシ) |
商品名 | Grapponia シュガーボウル (黄色) |
サイズ(cm) | Φ9.5 x H5 |
製造年代 | 1968年- 1970年代 |
デザイン | Nanny Still(ナニー・スティル) |
お買い求めにあたってのご注意
この商品は実際に使用されていた、ユーズド品です。したがいまして、どうしても使用に伴う損傷がございます。目立つような傷や汚れは商品説明欄にてできるだけご説明しますが、特に明記されていなくても小さな傷や汚れがあることもあります。ご了承ください。