Upsala-Ekeby Mari Simmulson Beata サービスプレート/大皿

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Upsala-Ekeby Mari Simmulson Beata サービスプレート/大皿

(UE-BEA8-91A)

スウェーデン、Upsala-Ekeby社の大きな飾り用プレートです。こちらはスウェーデン国内でも熱狂的なコレクターを持つ、Mari Simmulson(マリ・シムルソン)の女性の顔をモチーフにした「Beata」シリーズの1つです。Beataとは女性の名前で、オリジナルはラテン語の「(女性の)福者」と言う意味。英語の「blessed(神に祝福された人)」の元になった言葉です。Simmulsonらしいカラフルな色彩が素焼きの上に釉薬によって描き出し、立体的で深みのある表情を作り出しています。上部縁外側に5mmほどの欠けが3ヶ所ありますが、気になる程度ではありません。それ以外は特に目に付くダメージはありません。裏にフェルトの滑り止めが付いています。

こちらのBeata飾り陶板には裏に5054Mとあります。5000番台は1965年の製造番号です。5051Mは1965年に55番目に作られた作品(=この製品)ということ。MとはMariのMです。この作品は1965年から1968年まで作られていました。


Mari Simmulson (1911-2000)

当時ソ連、現ロシアのペテルスブルクでエストニア人の両親の元で誕生(当時エストニアはソ連に占領)。エストニア、タリンのアートスクールで陶芸の勉強をした後、1930年代にフィンランドArabia社で実践を積み、また指導者としても活躍後、第二次世界大戦中にスウェーデンへ亡命。すぐにGustavsberg社で職を得る。1940年代後半に展示会で注目され、1949年Upsala-Ekeby社に迎えられる。カラフルな彼女の作品は人気を得、Upsala-Ekeby社でもすぐに重要なデザイナーとなった。数多くのオリジナル作品を作成したが、1972年同社の業績不振と閉鎖に伴い、同社における最後のアーティストの一人となった。

Upsala-Ekeby社 (1886-1973)
1886年に、当初はタイルとレンガのメーカーとして誕生。20世紀に入ると、次々と同業社を吸収、合併してUEグループとして大きくなりました。 1960年代から経営が悪化し1973年に閉鎖します。その後、工場は1980年代まで運営されますが、それもやがて閉鎖。その際、同グループとなっていた、Rorstrand(ロールストランド)はFinnish Warsilaに、Kosta Boda(コスタボダ)はOrrefors(オレフォス)へと渡りました。


商品情報

メーカー名 Upsala-Ekeby
商品名 Mari Simmulson Beata サービングプレート
サイズ(cm) W20.5 x D32 x H3
製造年代 1965年-1968年
デコレートデザイン Mari Simmulson

 

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