【50％OFF】Rosenthal Studio Linie ガラスクリスマスプレート 1981年 （羊飼いの礼拝）

ドイツ、ローゼンタール社のLimitierte Kunstreihen（限定アート）シリーズのプレートです。このLimitierte Kunstreihenシリーズは現在も、様々な作家で制作されている人気のシリーズです。こちらは1976年から1981年までの6年間に毎年作られた、デンマークのデザイナー、Bjorn Wiinblad（ビヨン・ヴィンブラッド）による、限定数のみ製造のクリスマスプレートです。透明ガラスに（おそらく）シルクスクリーンで美しいイラストがプリントされています。プリント以外の部分はガラスの透明のまま、向こう側が透けて見えます。ガラスの縁には柄に合わせたエンボスが作られ、立体感と高級感を生み出しています。

こちらは6枚目にあたる1981年の作品です。天使たちからキリストの誕生を告げられた羊飼いたちがキリストを礼拝するために訪れた場面です。ビザンチン美術を思わせる、金を多用した豪華で装飾的な表現は華やかさがあります。

大きく、厚手のガラスで、重さは1.4kg。裏には吊り下げ用のフックが接着されていますが、安全のためにはプレートワイヤー（プレートをハンギングするための金具）をご使用になるか、スタンドでご使用される事をお勧めします。金の部分全体にくすんで艶が無く、日に透かすと分かる程度の擦れ傷があります。またマリアの顔の辺りに傷があります。この点が考慮された価格となっています。なお、こちらに箱は付いていません。

Bjorn Wiinblad （ビヨン・ヴィンブラッド）1918 – 2006
1918年デンマーク コペンハーゲン生まれのデザイナー、イラストレーター。コペンハーゲンのロイヤルアカデミー オブ アーツで学んだ後、陶器メーカーのLars Sybergでデザイナーとしてキャリアをスタートする。1952年に自身のスタジオを設立。1946年からNymolleに協力をしていたが、1976年に同社が閉鎖の危機にあったとき、ヴィンブラッドは同社の所有権を受け継ぐ。Nymolle社は1990年代に閉鎖するまで彼の作品を作り続けた。またドイツのRosenthallにも1956年から協力し、陶器、ガラス、銀製品、家具にいたるまでのデザインをしている。

60年以上にも渡るキャリアの中で、多彩な才能を発揮し、その分野はプロダクトデザインだけでなく、絵本、挿絵、ポスター、テキスタイル、バレーの衣装、ホテルやレストランのデコレーションデザインに広がり、日本でも彼のデザインによるレストランがあった。

彼の作品は童話的なイメージと、あたたかみ、人生の喜びを感じさせ、その豊かな表現は、いわゆる”スカンジナビアンデザイン”というシンプルで素朴な表現に馴染んだ人々を驚かせた。彼の作品は世界中で愛され、ロンドンのアルバート美術館やニューヨークのMoMAなど多くの美術館に所有されている。

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