Rorstrand Bla Eld ジャグ(青)(小)
Rörstrand Blå Eld ジャグ(青)(小)
デザイナー、Hertha Bengtsson(ヘルサ・ベングトソン)の名を不屈のものとした、名作「Blå Eld(青い火)」の小さめのピッチャーです。1951年、戦後間もなくの何もない時代に現れた、Rörstrand製の優美で美しいフォルムは人々を魅了しました。特にアメリカでは熱狂的な支持を得て、アメリカ輸出用として本来の青と白のカラーに加え、赤、グレー、緑が作られたほどです。表面にはヘリンボーンの模様が凹凸で施されています。その柄は持ち手に終結するようにデザインされ、持ち手は上にとがるような形にし、まるで何か重いものが入った柔らかい袋を持ち上げたようなイメージに作り上げています。
Blå Eldとはスウェーデン語の「青い火」の意味のほかに、厳しい環境で美しく咲く青い花、バイパースヒューグロスのスウェーデン名「Blåeld」でもあります。それまでの食器デザインにないような流動的なフォルムは当時の人々に衝撃を与えました。
容量はいっぱいまで入れると約850cc。販売時は「Tevattenkanna(ティーウォーターポット)」の商品名で、お茶用のお湯を入れる為だったようです。フォルムは美しいだけでなく、持ちやすさ、注ぎやすさといった機能面でも優秀で、スウェーデンで主婦でもあったベングトソンの経験もデザインに反映されています。うっすらとした擦れ傷はありますが、あまり気になりません。全体的には使用感の無い良い状態です。花瓶として使っても素敵です。
商品情報
メーカー名 | Rorstrand(ロールストランド) |
商品名 | Bla Eld クリーマー (青) |
サイズ(cm) | W8.5 x D7.3 x H10.5 |
製造年代 | 1950年-1971年 |
フォルムデザイン | Hertha Bengtsson(ヘルサ・ベングトソン) |
お買い求めにあたってのご注意
この商品は実際に使用されていた、ユーズド品です。したがいまして、どうしても使用に伴う損傷がございます。目立つような傷や汚れは商品説明欄にてできるだけご説明しますが、特に明記されていなくても小さな傷や汚れがあることもあります。ご了承ください。
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