Gustavsberg Spisa Ribb コーヒーカップ
Gustavsberg Spisa Ribb コーヒーカップ
グスタフスベリを代表するスティグ・リンドベリによる、名作スピサ・リブのコーヒーカップです。近年復刻が出ている事でも知られていますが、こちらはグスタフスベリ社によるビンテージ品です。濃い茶で縁を引き締められたカップに、黒の手描きの線が躍動感と秩序の反対のイメージを両立させながら装飾されています。ソーサーに残された白の空間は全体的に緊張感のあるデコレーションに、ふと力の抜ける間を生み出してバランスを保っています。容量はいっぱいまで入れると約120cc。
スピサ・リブは、スウェーデンのデザイン史の中で重要な意味を持つ、1955年の「H55」展で発表されました。同展では、同じ柄の食器59ピースを揃えるのではなく、種類の違うシリーズを組み合わせよう、という提案がなされ、スピサ・リブは同じくリンドベリによる耐熱シリーズ『テルマ』に合わせて使うようにデザインされたそうです。今では当たり前のことですが、当時は画期的でした。
カップの内側に薄っすらとしたカトラリーによる擦れ傷、製造時の極く小さな茶点、焼成時に釉薬が膨れた小さな凸があります。ソーサーに擦れ傷はありますが、雰囲気を壊す程度ではありません。僅かな使用感はありますが、全体的に良いコンディションです。
今回4点入荷しました。カップ裏にはバックプリントは無く、ソーサー裏のみにロゴプリントがあります。ソーサー裏のバックプリントの位置はまちまちです。コンディションという点では全て同等です。
商品情報
メーカー名 | Gustavsberg(グスタフスベリ) |
商品名 | Spisa Ribb コーヒーカップ |
サイズ | (カップ)Φ7.7 x H5.5 (ソーサー)Φ12.5 |
製造年代 | 1955年-1974年 |
フォルムデザイン | Stig Lindberg (スティグ・リンドベリ) |
デコレートデザイン | Stig Lindberg (スティグ・リンドベリ) |
お買い求めにあたってのご注意
この商品は実際に使用されていた、ユーズド品です。したがいまして、どうしても使用に伴う損傷がございます。目立つような傷や汚れは商品説明欄にてできるだけご説明しますが、特に明記されていなくても小さな傷や汚れがあることもあります。ご了承ください。